「クリスタル王国」で質の良いクリスタルを格安で手に入れよう

北欧スウェーデンの南部にある町コスタはクリスタルガラスの生産で有名です。コスタを中心とした地域は「Kingdom of Crystal―クリスタル王国」として名が知れ渡っています。日本ではあまり知られてはいませんが、クリスタルの世界的有名メーカーKostaBodaはこの町出身で、OrreforsメーカーはこのKostaBodaグループ(現在のNew Wave Group)の一部です。

ストックホルムから電車で南へ4~5時間ほど行くと、スモーランド地方の都市カルマールへ着きます。そこからさらに西内陸部へ60kmほどいくとコスタの町が見えてきます。とても小さな町で1000人未満の住人しかいません。その小さな村にスウェーデンで最古のガラス工場があります。

18世紀中ごろ、コスクルとフォン・ホルステインの二人がクリスタルガラス作りを始めました。当初はガラス瓶などの生活品を作っていましたが、のちに王家や貴族階級用にガラス食器やシャンデリアなどを手がけるようになりました。そして近代に入ると、ガラスアートに力をいれてきました。ガラスアートとは、アーティスト達の独創的なデザインを基につくられたお洒落でユニークなガラス製品のことです。ガラスにペイントアートをほどこしたり、独特なカットを入れてみたり等の、奇抜なデザインのガラス細工で、コスタはたちまち有名になりました。

コスタの町では、ガラス工場見学ができます。クリスタルガラスの製造過程をツアーで紹介してもらえます。30分ツアーで50スウェーデンクローナ(約600円)。職人さんが実際にガラスに空気を吹き込むところを学んで、試しにやってみることもできます。職人さんのように上手く丸くはふけませんが。工場の横にはKosta Factory Outletがあります。ここでは、Kosta BodaやOrreforsなどのクリスタルブランド製品を市場価格の40~60%以下の価格で購入することができます。ワイングラス、サラダボール、ガラスアート皿、キャンドルホルダーやまだ市場に出回っていない新作まであらゆるガラス製品を手にすることができます。そして、傷物・損ない品に関してはなんと70~80%以下で売り出しています。傷ものといいますが、素人の目には正直全くわかりません。世界中へデリバリーサービスも行っているので、重いガラス食器も旅行の邪魔になりません。

スモーランドへ行く機会があったら、ぜひコスタまで足を伸ばしてみてください。